鍼灸は、プラセボですか? 研究から見てみる 後編

🌿「プラセボ効果はある。
でも、それだけでは片づかない。」🐦

鍼灸の研究を調べていくと、
なかなか興味深いことがわかってきます。

本物の鍼は、偽鍼よりも
慢性的な痛みに対して
良い結果を示しています。

ただし、その差は比較的小さい。

では、やっぱり鍼灸は
プラセボなのでしょうか?

ここで面白いのが、
研究で比較に使われる「偽鍼」の存在です。

実は、偽鍼も完全に
何もしていないわけではありません。

皮膚に触れたり、
浅い刺激を与えたり。

そうした刺激自体が、
身体に何らかの作用を
及ぼしている可能性があるのです。

さらに、プラセボだと
説明された上で受ける治療でも、
痛みなどが改善した研究があります。

治療の効果は、
手技そのものの作用だけでも、
期待や安心感だけでも、
すべてを説明できるわけでは
ないのかもしれません。

私は、鍼灸の効果を
過大に評価するつもりはありません。

でも、プラセボという言葉だけで、
その可能性を切り捨てたくもありません。

大切なのは、
その人の痛みやつらさがどう変わるのか。

そして、毎日の暮らしが少しでも楽になるのか。

「効くか、効かないか」だけでなく、

「何が、どのように働いているのか」。

これからも研究に学びながら、
目の前の患者さんと
向き合っていきたいと思います☺️

📚 参考文献(抜粋)

・Vickers ほか(2018)
本物の鍼と偽鍼の効果を
比較した大規模解析

・Lee ほか(2023)
偽鍼の刺激部位による
効果の違いを調べた研究

・Ashar ほか(2024)
プラセボだと説明した注射でも
慢性腰痛が改善した研究

#鍼灸
#プラセボ効果
#慢性疼痛
#鍼灸研究
# 郡山市鍼灸院

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